秋は「ぜんそく」がでやすい季節です!

10月から11月にかけては、喘息の発作で救急外来を受診される患者さんが、他の時期に比べて数倍以上に跳ね上がります。秋に発作が多いのは、特に、ダニアレルギーのある方の場合に顕著です。小児喘息の9割以上にダニアレルギーがありますから、小児期発症の喘息の方は特に注意が必要です。
今年は、涼しくなるのが昨年より早かったせいか、9月下旬から喘息の患者さんが増えています。軽い風邪が発作の原因になることがしばしば見られます。薬が切れている方は、夜間や休日に発作が起きて慌てないように早めの受診をお勧めします。また、明け方に咳で目が覚めたり、発作がでるようになった場合は、薬を増やした方が良いので相談されてください。

医療法人上川路クリニック
呼吸器内科・アレルギー科・内科
福岡市城南区茶山1-1-12