ぜんそくの症状とは、どのようなものなのでしょうか。

ANA国内線ラウンジ誌「INOVATIVE VOICE」のインタビューでの最初の質問です。

ぜんそくの症状は、発作性の呼吸困難、喘鳴、胸苦しさ、咳などです。症状の変動が大きいことと、また、長い期間の中で繰り返しこれらの症状がでることが特徴です。
日にちの単位で見ると夜中から明け方にかけて症状がでることが多く、昼間は大丈夫だけれど夜中明け方に咳をしたりぜいぜいと呼吸が苦しくなって起き上がってしまうことがあります。年単位で見ると季節の変わり目、すなわち秋と春に症状が出やすい傾向があります。また、風邪・過労・ストレスをきっかけにぜんそくがでることが多いのも特徴です。
なお、ぜんそくの症状の起きる頻度は人によって異なり、数年に1回の人から、週に何回も起きる人まで様々です。

他の質問へのリンク
(1)ぜんそくの症状とは、どのようなものなのでしょうか。
(2)発症するのは子供が多いイメージですが、大人でも発症するのでしょうか。
(3)ぜんそくは現代人に増えている疾患と言われますが、その要因は何でしょうか。
(4)症状を「コントロール」するとは具体的にどのようなことなのでしょうか。
(5)ぜんそくの検査、診断はどのように行われるのでしょうか。また、どのような症状があった場合、病院に行くのが良いのでしょうか。
(6)ぜんそくの治療のゴールと言うのはどのようなものになるのでしょうか。

医療法人上川路クリニック 院長 上川路信博
呼吸器内科・アレルギー科・内科
福岡市城南区茶山1-1-12